モルディブ旅行1 丸1日がかりの移動


朝7時、自宅を出発。
長い長〜い移動の1日のはじまり。


モルディブはインドの南西に位置する環礁。
中国からの直行便はなく、日本からと同様、東南アジアのどこかの国で乗り継ぎをする。
わが家はマレーシア経由を選んだ。


まずは上海からクアラルンプール、5時間45分。
長いようだけれど、ロンドン−日本の12時間を考えると半分。
いつのまにか長距離フライトに慣れてしまった身には、けっこう気楽な第1便目で、
子どもたちもごはんを食べたり、ゲームをしたりするうちにあっという間に到着した。


クアラルンプールの空港は2度目。
最初に来たのは新婚旅行のときなので、もう11年近く前になる。
高い天井とガラス張りのロビー中央部分に見覚えがあり、ちょっと懐かしい。
あのときはパートナーがまだタバコを吸っていて、喫煙所に行っている間、所在なく
ぼんやり待っていたっけなぁと思い出す。


今回気づいたのは、イギリスの影響が強いせいか、WHSmithやHarrodsが入っていたこと。
思いがけず、サァ用の英語の本も入手できてラッキーだった。


乗り継ぎ便まで5時間、ただ待つのは小さい子連れにはやや厳しいのでラウンジを利用。
これが正解で、食べ物&飲み物もあるし、荷物を置いて買い物に行くこともできるし、
何より私にとってよかったのは15分のマッサージがついていたこと!
抱っこ続きの肩をわずか15分でもほぐしてもらえるのは、ホントに救われる(笑)。


そうこうするうちに時間が来て、夜8時半過ぎの便でモルディブの首都・マーレへ。
所要時間は4時間15分。大変なのはここからだ。
どんなに遅くとも10時前には寝てしまう子どもたちなので、タァは抱っこでいいにしても、
サァにはつらい。少し眠らせて、到着したら起こして・・・。


でもサァは大きくなった!と実感。
ぐにゃぐにゃにもならず、海へのワクワクが勝ってくれた。
ホテルからの迎えの人と会い、他の便の客を待つ間も元気いっぱい。
何しろ小さな1つの島が空港になっているので、建物を一歩出るとそこは海。
冷えた機内で着こんでいたトレーナーを脱ぎ、半袖でウキウキと夜の海をのぞきに行く。


滞在するリゾートへの水上飛行機は日没後は飛ばないので、この日は空港近くの
小さなホテル(というより民宿っぽかった)に1泊したのだが、なんと部屋に着いたのが
上海時間で夜中の3時!!!!!
なんと家を出てから20時間が経過していた。


さすがに疲れた〜!そりゃそうだ。(^^;
夜更かしの好きな私でも、普段は3時まではまず起きてない。
途中で目覚めたタァが、どこに行くにも私にピッタリくっついてくるので、
余計なことは何もせず、とにかく一緒にバッタリと寝たのだった。


写真は翌日からのリゾートで撮影。移動ばかりでいい写真がないから先に掲載。

明けましてには遅すぎる


すっかりブログがおろそかになっております。ごめんなさい。


クリスマスコンサートだなんだとイベント続きの忙しい12月があり、
旅行を前に、冬休みに入った子どもたちを、1週間なるべく人混みに
連れ出さないようにと相手し、一大イベントである海外年越しを終え。


いつもの生活が始まって1週間、ようやくブログに目が向いたという・・・。(^^;


最近ゆっくり文章を書く時間を作ってないなぁ。
Twitterはしていないけれど、気軽にどこかへポンッと発信できるようになると、
思ったことをゆっくりつなげて、まとめて表すことをおろそかにしてしまう。
今の私には仕方のないことなのかもしれないけれど。


なので1月11日にもなってから、今年の抱負。


まずはバレエをがんばること。
強いからだをつくること。


・・・えーと、私、何してる人だっけ?(笑)


2002年以来の発表会参加を決めた、年末。
おそるおそる「これから練習増やしますのでいいですか?」との問いににっこりOK♪
だった先生、なんとも私には役不足な演目を提示してくださった。


白鳥の湖1幕のパ・ド・トロア


驚愕しすぎてかなりオロオロ。
ホントですか?
大丈夫ですか?
いいんですか?


この10年の間に、膝に人工靱帯を入れ、2児を出産し、
なのにろくに体を鍛えていない私につとまるのだろうか。
体力的にも、故障のことも心配になってしまう。


ダイエットではなく、ちゃんと食べて体力つけなくては・・・!!!
思わず心に決めたその日だった。


一緒に踊るのは同じクラスの、たぶんあまり年の変わらない中国人女性。
問題は男性パートナー。
なんと舞踊学校をこの春卒業する現役大学生だという。
あああ、かわいそうに。
高校生と踊るほうがよっぽど楽しかろうに。


バレエに疎い我がパートナーに報告したら、


「若いホストにお金払って腕組んでもらうみたいにならないでね。」


あいたたたたた・・・。そりゃないぜ。
あ、でも一理ありすぎ。orz


まぁそんなこんなで、どんなふうに5月の発表会をむかえるやら。
かといってストイックとは真逆な私なので、心を鍛える必要があるようです。


年末年始の旅行はモルディブ。
写真に写っている水上飛行機に1度乗ってみたかったの。


報告は次の記事から(と自分にノルマを課す・笑)。

一段落!さてその次は・・・?


1回90分・週2回でほそぼそ続けてきた中国語のレッスンがひとまず終了!


まぁ、まとめて払っていた授業料分が終わったということなんだけど、
タァが午前保育に行くようになって生活リズムが変わって、同じ形で続ける
必要もなくなって、それならキリのいいところで1度小休止、というわけ。


最初に語学学校で紹介された、日本語訳のある初級用テキスト3冊と、
やや重複するけど単語数の多い、中国語−英語のテキスト第2巻。


これだけやって、どれだけ力がついたんだか・・・?

   
とりあえずなんとか日常生活は送れていて、街で道を聞かれて教えるなんてことも
たまにはできて、いつのまにか少しかじったイタリア語より使えるかも?と、
自己満足的自己評価。


でも中国語って、やっぱり発音難しい〜!(>_<)


たとえば日本語で「めぐろ」のイントネーションで「しぶや」ってどこですかと
聞かれたら、たいていの日本人はどこのことか、わかってくれる。
でも中国でそれをやると、タクシーの運ちゃんに「ぁあん!?」って聞き返される。
漢字が多い(というかたくさんの漢字だけ)ので、音の高低はふさわしい漢字を
連想し、これだとピンとくるための大事なカギなのだ。


想像するに、こちらは「めぐろ」のように「しぶや」と言ったつもりでも、
言われたほうは「しぼよ」と言われたぐらいのわからなさなのだろう。


日本語で「天下」と「天皇」では、同じ「天」でも発音するとき微妙に違うなんて
誰も気にしちゃいないけど、中国語にはそういう音の違いもある。
これは間違えても理解されないほどではないけれどね。


ひとまず年内はのんびり復習かなと思っている。
サァの中国語の教科書読むだけで、一勉強になっちゃうし(笑)。
まずはお疲れさま!私。(^^)


なかなか難しいけど、中国人の友だちができるといいのかなぁ。
使わないとダメだもんねぇ。

バカボンの・・・



この年を迎えると、「いよいよバカボンのパパの年に」というかたが
多いのですが、実は私、つい最近までバカボンのパパの年齢を知りませんでした。
そんなに有名だったのか・・・。


そんなわけで41歳になりました。
この数字、書いてびっくり、見てびっくり。
自分がこんな年齢になるなんてなぁ、的な。
21のときもそうだったけど、40歳になったときよりなぜかぐっとくる。
なぜなんでしょう。


今年は月曜日だったため、前夜祭と称して日曜日に外食。
上海蟹そしてフレンチのガレット、どちらも美味でございました。


誕生日当日はといえば、朝からけっこうな雨。
これで幼稚園の送りはやだなぁと思っていたら、なんとタァ発熱。
のんびりまったり、もれなく赤ちゃんべったりな週のはじめの誕生日。
どこぞでケーキを調達という予定を変更して、自分で自分にケーキを焼きました。


急に思い立って自分で自分に選んだプレゼントは、
ル=グウィンの「ゲド戦記」全6巻セット(お安いほう)。


これ実は未読で。
どうも昔からファンタジーの大作を読んでおらず、「指輪物語」は
30過ぎてからだったし、「ナルニア国」もちゃんと読んでいない。
それがどうしてかといえば、日曜日の晩に某ジ○リの映画を見たのです。


といっても、映画に感動したからとかそういうのではなく
(展開にもう少し工夫がほしかったけど、絵はキレイだったと思う)、
いわゆる直感というやつで、冒頭に竜が出てきたのを見て即決。
あ、これ読まねば、という。


・・・うーん、これでは説明になってないな、ごめんなさい。
10年以上前から気になっていたのが、今「読みどき」を迎えたという感じ
(あぁ、きっと感想も誰にも伝わらないものになりそうな予感^^;)。
今は注文を終えて配送を待っているところです。


そしてこの1年の抱負は・・・。


とりあえずもう少しバレエのレッスンを増やすこと。
それと40歳すぎてから思っていることだけど、思ったことはなるべくすぐ口にする。
何かの感想も、苦情もお礼も、願いごとも。
口は災いの元ともいうけれど、これまで「あぁ、言っておけばよかった」と
思うことのほうが多かった気がするので。
これ、何年かやってみて、それからまた修正すればいいかと思ってます。


あとは無理せず、二胡や中国語はほそぼそと。
少し長くタァを預けるようになったら、映画館に行ってみたいな。
カメラ持って自転車で街をまわるっていうのも、ちょっとしてみたい。


これからどれだけ上海にいて、いつ帰国して何をするのか、今の私には
わからないことだらけなので、のんびり育児をしながら日々を積み重ねて
いくしかないなと思うわけです。


我ながらけっこう適当な決意だな。
こんな41歳ですが、皆さま今後とも見守り支えて下さいませ。

小粒王子の最近


タァの言動がおもしろい。
7月はじめはまだ単語から2語文の入り口という感じだったのに、
いつのまにか文章でよくしゃべっている(相変わらず滑舌は適当)。


1人遊びをしているところに通りかかると、何をしているか解説する。
「かっくん(たっくん)、『あいーえお』あそんでんの」
「かっくん、『ABC』おかたづけしてるの。」
私の姿が見えないとき、探しに来て、やっていることを確認していく。
「ママ、ごはん、やってるの?」


日本滞在前後から、誰かと話しをするきっかけのお決まりのセリフが、
「ねぇ○△(相手の名前)、プールいった?」だった。
ふと誰かを見かけたときや、目覚めた瞬間のまだ寝ぼけたときなどに
必ず問いかけていて、私の母が笑っていた。


私がゴロリとしていると、TVのフレーズを使って起こそうとする。
「ママ、ママ、『3,2,1、わ〜』(このタイミングで起きる)って、して?」


頼みごとはやけにていねい。
「ママ、かっくん(に)にゅーにゅー、もっとくだしゃい!」
すぐ動かないと繰り返し言い続けてたいへん。
「ママ、かっくんにゅーにゅー、もっとくだしゃいよぉ〜!」


鼻歌交じりにどんどん適当な歌詞。
ABCのブロックを手にしながら『ロンドン橋落ちた』のメロディで、
「CーCCーCーCCCー・・・」「PーPーP−、PーPーP−」
とアルファベットの歌を作っていたかと思えば、大きな声で
『犬のおまわりさん』をすべて「にゃ」だけで歌っている。
『アイスクリ−ムのうた』では「ぼくはっ おうじでも〜おうじでも♪」
って王子の自覚あり!?


歌と言えば、ドラマ『リッチマン・プアウーマン』の主題歌だった
『ヒカリへ』が大好き。一度You Tubeで見せたら何度も見たがって、
miwaちゃんが大きな口を開けるフレーズで自分も大口を開けて歌真似。


食事はある程度食べて満足すると、すぐ「ままでした〜(ごちそうさまでした)!」
椅子を降りて遊びにいってしまう。で、食べないかと言えばそうではなく、
スプーンを持って追いかけていくと、「あーん」と待っている。


去年の服を普通に着られる、小粒くん健在。
でも2歳3ヶ月、確実に彼なりに成長して、毎日家族を笑わせている。


写真はディズニーランドにて。子どものショーを真剣な目で見つめる。すでに汗だく。
チップとデールのどっちかが手をつないでくれたら、ずーっと握っていた。

秋の一時帰国覚え書き

日本へ発つ2日前の晩、タァが発熱、38.4℃。
あわや延期かとドキドキしたけど、翌日には下がってホッ。
台風の横をすり抜け、東京へ戻った(9月30日)。


いとこたちと遊んだり、7月に使ったおもちゃを見つけて喜んだり、
子どもたちは大興奮で、代わる代わる夜泣きをして下さる。(^^;;
タァは咳がひどかったので、翌朝、念のため病院へ。
薬でタァが寝てる間にサァを大型スーパーへ連れて行って…と慌ただしい。
でも一方で、姉や姪とのんびりおしゃべりする時間もあったかな。


唯一、たった1人の時間をもらったのが10月2日。
大森まで、映画「かぞくのくに」を見に行く。



苦しいほどに濃密な時間。いつもの自分を取り戻すのにしばらくかかる。
しばらく劇場に展示してあった記事を眺め、アイスコーヒー片手に電車で息をつく。
これで今年の初めから続いていた、私の勝手な「井浦新☆祭り」も一段落(笑)。
午後は家族でいつもの大きな本屋さんへ繰り出し、欲しい本を物色した。


翌日はパートナー家族とショッピングモールへ。
ロンドンにいた頃と比べると、ちょくちょく帰ってこられるぶん、
衣類や食料などのまとめ買いは減った感。・・・とか言いつつ、
大きな猫のついたパーカーを衝動買いしてる私がいたりして。(^^;
夕食は大勢集まって、隠れ家レストランのタイ料理。朝からよく動いた!


4日は年明けに転勤で渡米する友人宅に3家族(母3人・子ども7人!)が集まる。
上の子たちは1歳前からの仲良しなので、遊びだしたらノリにのって止まらず、
いつまでも帰りたがらない。
「またね〜!バイバーーーイ!!」って、まるでまた来週会いそうな勢いで
手を振ったけど、次に会うのは、実は3〜4年後だったりするんだろうか。


1番忙しかったのが5日(金)。
姪のMoちゃんに引率(?)をお願いし、母子で開園前からディズニーランド。
10月とは思えない暑さのなか、ショーを見たりアトラクションに乗ったり。
私のお楽しみはと言えばこれ↓。



ディズニーランドまで来て、これを見ずして帰れるか!って。
とはいえ、怖がりサァを連れて行くわけにも行かず、タァが座っているはずもなく、
パレードの間に子守りを依頼し、お一人さま鑑賞(あ、ここでも1人だった・笑)。
若きマイケルの再出現に嬉しい一方で、もはやMusic Video以外の何ものでもなく、
「この空間だけまったくディズニーじゃないな」と妙に冷めたことを思った。
まぁいいか。


夜は子ナシ夕食を旧友2人と実現。
お好み焼き屋で煙たくなりながら、昔ばなしやら、あれやこれやに花が咲く。
2時間経つか経たないかで「子を置いて飲みに行く娘を不満に思う母」から入電。
「まーまー、ママ、たまにはいいじゃなーい」と電話の横で友人が言い、
いくつになっても母は厳しいのぅと思いつつ、言ってもらえるのはいつまでかと思い。


週末の連休はパートナーがとあるイベントに参加するのに便乗し、2泊で新潟へ。



土曜の夜に行ったお店「田舎家」さんがとってもおいしかったのでオススメ。
写真は、いろんな具を煮込んで、暑い時期は冷やしていただく(たぶん)「のっぺ」と
滝川豆腐。わっぱ飯が看板料理。カゼひいてて日本酒飲めなかったのが心残り。


雨も降ったけど、「新潟せんべい王国」で巨大おせんべいを手焼きしたり、
市場をひやかしたり、2泊目のお宿がまたとても感じがよくて・・・、
お米のおいしい新潟を堪能した3日間だった。
次はぜひ、お酒を楽しみたいなぁ(まだ言ってる)。



あっという間の1週間。いいものいろいろ吸収して、充電完了。
上海に着いてタクシーから景色を眺めると、あぁ家のある場所に戻ってきたなと思う。
でもこの生活空間がしっくりカラダに馴染むには、もう少し時間が必要かも。
まだまだ知るべきことが、ある気がする。

成長記録など(後編)。


なんと8月、1度もブログをアップしなかった!
オリンピック、けっこう見てたしなぁ。
週末ごとに屋外プールで遊んで、いい年してありえないぐらい黒いし。
いつにも増して、慌ただしい8月だった。


で、すっかり記事が停滞しているわけですが、今度はサァの成長記録を。
・・・実はこれ、なかなか気の重い作業でね(笑)。


だって2歳児の「これができるようになった」「こんなに大きくなった」とは
違って、イライラしたり気が遠くなったりする事態が日々出てくるから、
「も〜、何書きとめりゃいいんだい!」的な途方に暮れ感があるの。


何を書こうかなぁと思いあぐねながら、長い長い夏休みが終わり、
子どもたちと寝つぶれる日が減って、ようやくこの、時間のかかりそうな
テーマに向き合う気になった(大げさ?)。
とりあえず思いつく簡単なこと、具体的な事実ってやつ?から書いてみよう。


7月で7歳になった。
乳歯が7本抜けて、6歳臼歯が3本生えて、120cmの服がジャストサイズに。
これまでの幼児っぽさから、顔の輪郭も体型も少し少女らしくなってきた。


この春ぐらいから「プリンセスは卒業した」と言いだしたけれど、
いまだにフェアリーのドレスはお気に入り。
上海に来てから、遅まきながら『プリキ○ア』にはまっている。


住む場所が変わったのも影響しているのか、服の好みも変化。
デニム素材のショートパンツなど、前は見向きもしなかったものを取り入れ始めた。
本人いわく「かわいいのとかっこいいの、両方好き♪」なのだそうだ。


怖がりなので、いつまでも泳げるようになんてならないかと思っていたら、
この夏、プールの底にあるおもちゃを拾えるようになった。
これはものすごい進歩。
昔は顔に水がかかっただけで、とんでもなく呼吸が早くなってたからね。
でも「水泳は習わない」って言い張ってる。(^^;


将来なりたいものは、パティシエ。
他にもピアニストやアーティストなんて言っていたけど、彼女の言い分としては
「そのなかで1番、簡単そうだから。」


えーーーーーーーーー。
世界中のパティシエを全員、この瞬間に敵に回すか、キミ!?


何を言い出すんだとクラクラしたけど、よくよく聞いてみると、お菓子作りで
新しいものを考えたり試したりするのは、苦にならないということらしい。
粘土は昔も今も大好きで、見てるとおもしろい発想をしているけど、
彼女にあと5gでも「ていねいさ」が備わっていたらねぇ・・・。


「おいしいものは人に作ってもらう」が私の基本だから(笑)、
サァがパティシエになったら、お茶の時間が楽しみになりそうだけどね。


それにしても、まだ7歳だからなのか、本質的に一生変わらないのか、
言動・行動について頭を抱えることが多い。
端的に言えば「口ばっかり」。「有言不実行」というか。
例を挙げ出すときりがないけど、たとえば・・・。


おもちゃも服もあっという間に散らかるので、片付けたら?といえば
「サァだけが全部出したんじゃない」と弟にも責任を負わせ(実は
タァのほうが、おもちゃを元あった戻すのが上手だったりする)、
驚くほどの上から目線で「ママも手伝ってよね!?」と言い、そのわりに
自分はあっちこっちに引っかかって、遅々として進まず、気づいたら
新しい違うことが始まっていたことも。。。
書くとたいしたことない話のように思えるけど、次から次に続いてくると
ウンザリするというものだ。


それから母への口のきつさは、思春期になったらどうなる?と今から不安。
この前は、私がフォークを落として「わーん!汚しちゃった〜」
嘆いていたら、「ボーッとしてるからじゃん」って冷たく言われたし。
子どもは母親の口調をすぐ真似するというし、実際そういうことも多いけど、
私はそんな言い方を娘にしたことないぞ!


トイレの電気はほぼ毎回つけっぱなし。
寝起きが悪くて、平日は誰が起こそうとも超・不機嫌。
なのに休日になると5時前から起きて、本を読んだりTVを見たりしている。
家のなかにバラバラに落ちている靴下を拾いながら、どっかのオヤジか!
とため息をつく私。


今から宿題にため息をつき、「サァ、勉強好きじゃない」と言い放ち、
漢字や数字を書いている途中で、すぐどこかの世界へ飛んでいってしまう。
算数では問題をろくに読まず、とんでもない創作をしたり、すぐ諦めたり。
ちゃっちゃとやってしまおうなんて、つゆほどにも思っていない。
パートナーは「算数でつまずくなんて、俺に似なかったんだなぁ」って言う。
じゃあ私かといえば、それも違う。いったい誰に似たってわけ!?


まぁね。こうやって言い出したらきりがない。
親の思うような姿にならないってのは、健全な子どものしるしかもしれない。
だから毎日毎日、もっとドーンと構えてキャパの広い母でいこうって・・・、
うーん、思うんだけどねぇ(笑)。


あ〜あ。最後は「母親業」へのボヤき。ホント、毎日鍛えられます。


写真:スイカを包んでいたカバーをかぶって踊る。