成長記録など(後編)。


なんと8月、1度もブログをアップしなかった!
オリンピック、けっこう見てたしなぁ。
週末ごとに屋外プールで遊んで、いい年してありえないぐらい黒いし。
いつにも増して、慌ただしい8月だった。


で、すっかり記事が停滞しているわけですが、今度はサァの成長記録を。
・・・実はこれ、なかなか気の重い作業でね(笑)。


だって2歳児の「これができるようになった」「こんなに大きくなった」とは
違って、イライラしたり気が遠くなったりする事態が日々出てくるから、
「も〜、何書きとめりゃいいんだい!」的な途方に暮れ感があるの。


何を書こうかなぁと思いあぐねながら、長い長い夏休みが終わり、
子どもたちと寝つぶれる日が減って、ようやくこの、時間のかかりそうな
テーマに向き合う気になった(大げさ?)。
とりあえず思いつく簡単なこと、具体的な事実ってやつ?から書いてみよう。


7月で7歳になった。
乳歯が7本抜けて、6歳臼歯が3本生えて、120cmの服がジャストサイズに。
これまでの幼児っぽさから、顔の輪郭も体型も少し少女らしくなってきた。


この春ぐらいから「プリンセスは卒業した」と言いだしたけれど、
いまだにフェアリーのドレスはお気に入り。
上海に来てから、遅まきながら『プリキ○ア』にはまっている。


住む場所が変わったのも影響しているのか、服の好みも変化。
デニム素材のショートパンツなど、前は見向きもしなかったものを取り入れ始めた。
本人いわく「かわいいのとかっこいいの、両方好き♪」なのだそうだ。


怖がりなので、いつまでも泳げるようになんてならないかと思っていたら、
この夏、プールの底にあるおもちゃを拾えるようになった。
これはものすごい進歩。
昔は顔に水がかかっただけで、とんでもなく呼吸が早くなってたからね。
でも「水泳は習わない」って言い張ってる。(^^;


将来なりたいものは、パティシエ。
他にもピアニストやアーティストなんて言っていたけど、彼女の言い分としては
「そのなかで1番、簡単そうだから。」


えーーーーーーーーー。
世界中のパティシエを全員、この瞬間に敵に回すか、キミ!?


何を言い出すんだとクラクラしたけど、よくよく聞いてみると、お菓子作りで
新しいものを考えたり試したりするのは、苦にならないということらしい。
粘土は昔も今も大好きで、見てるとおもしろい発想をしているけど、
彼女にあと5gでも「ていねいさ」が備わっていたらねぇ・・・。


「おいしいものは人に作ってもらう」が私の基本だから(笑)、
サァがパティシエになったら、お茶の時間が楽しみになりそうだけどね。


それにしても、まだ7歳だからなのか、本質的に一生変わらないのか、
言動・行動について頭を抱えることが多い。
端的に言えば「口ばっかり」。「有言不実行」というか。
例を挙げ出すときりがないけど、たとえば・・・。


おもちゃも服もあっという間に散らかるので、片付けたら?といえば
「サァだけが全部出したんじゃない」と弟にも責任を負わせ(実は
タァのほうが、おもちゃを元あった戻すのが上手だったりする)、
驚くほどの上から目線で「ママも手伝ってよね!?」と言い、そのわりに
自分はあっちこっちに引っかかって、遅々として進まず、気づいたら
新しい違うことが始まっていたことも。。。
書くとたいしたことない話のように思えるけど、次から次に続いてくると
ウンザリするというものだ。


それから母への口のきつさは、思春期になったらどうなる?と今から不安。
この前は、私がフォークを落として「わーん!汚しちゃった〜」
嘆いていたら、「ボーッとしてるからじゃん」って冷たく言われたし。
子どもは母親の口調をすぐ真似するというし、実際そういうことも多いけど、
私はそんな言い方を娘にしたことないぞ!


トイレの電気はほぼ毎回つけっぱなし。
寝起きが悪くて、平日は誰が起こそうとも超・不機嫌。
なのに休日になると5時前から起きて、本を読んだりTVを見たりしている。
家のなかにバラバラに落ちている靴下を拾いながら、どっかのオヤジか!
とため息をつく私。


今から宿題にため息をつき、「サァ、勉強好きじゃない」と言い放ち、
漢字や数字を書いている途中で、すぐどこかの世界へ飛んでいってしまう。
算数では問題をろくに読まず、とんでもない創作をしたり、すぐ諦めたり。
ちゃっちゃとやってしまおうなんて、つゆほどにも思っていない。
パートナーは「算数でつまずくなんて、俺に似なかったんだなぁ」って言う。
じゃあ私かといえば、それも違う。いったい誰に似たってわけ!?


まぁね。こうやって言い出したらきりがない。
親の思うような姿にならないってのは、健全な子どものしるしかもしれない。
だから毎日毎日、もっとドーンと構えてキャパの広い母でいこうって・・・、
うーん、思うんだけどねぇ(笑)。


あ〜あ。最後は「母親業」へのボヤき。ホント、毎日鍛えられます。


写真:スイカを包んでいたカバーをかぶって踊る。