秋の一時帰国覚え書き

日本へ発つ2日前の晩、タァが発熱、38.4℃。
あわや延期かとドキドキしたけど、翌日には下がってホッ。
台風の横をすり抜け、東京へ戻った(9月30日)。


いとこたちと遊んだり、7月に使ったおもちゃを見つけて喜んだり、
子どもたちは大興奮で、代わる代わる夜泣きをして下さる。(^^;;
タァは咳がひどかったので、翌朝、念のため病院へ。
薬でタァが寝てる間にサァを大型スーパーへ連れて行って…と慌ただしい。
でも一方で、姉や姪とのんびりおしゃべりする時間もあったかな。


唯一、たった1人の時間をもらったのが10月2日。
大森まで、映画「かぞくのくに」を見に行く。



苦しいほどに濃密な時間。いつもの自分を取り戻すのにしばらくかかる。
しばらく劇場に展示してあった記事を眺め、アイスコーヒー片手に電車で息をつく。
これで今年の初めから続いていた、私の勝手な「井浦新☆祭り」も一段落(笑)。
午後は家族でいつもの大きな本屋さんへ繰り出し、欲しい本を物色した。


翌日はパートナー家族とショッピングモールへ。
ロンドンにいた頃と比べると、ちょくちょく帰ってこられるぶん、
衣類や食料などのまとめ買いは減った感。・・・とか言いつつ、
大きな猫のついたパーカーを衝動買いしてる私がいたりして。(^^;
夕食は大勢集まって、隠れ家レストランのタイ料理。朝からよく動いた!


4日は年明けに転勤で渡米する友人宅に3家族(母3人・子ども7人!)が集まる。
上の子たちは1歳前からの仲良しなので、遊びだしたらノリにのって止まらず、
いつまでも帰りたがらない。
「またね〜!バイバーーーイ!!」って、まるでまた来週会いそうな勢いで
手を振ったけど、次に会うのは、実は3〜4年後だったりするんだろうか。


1番忙しかったのが5日(金)。
姪のMoちゃんに引率(?)をお願いし、母子で開園前からディズニーランド。
10月とは思えない暑さのなか、ショーを見たりアトラクションに乗ったり。
私のお楽しみはと言えばこれ↓。



ディズニーランドまで来て、これを見ずして帰れるか!って。
とはいえ、怖がりサァを連れて行くわけにも行かず、タァが座っているはずもなく、
パレードの間に子守りを依頼し、お一人さま鑑賞(あ、ここでも1人だった・笑)。
若きマイケルの再出現に嬉しい一方で、もはやMusic Video以外の何ものでもなく、
「この空間だけまったくディズニーじゃないな」と妙に冷めたことを思った。
まぁいいか。


夜は子ナシ夕食を旧友2人と実現。
お好み焼き屋で煙たくなりながら、昔ばなしやら、あれやこれやに花が咲く。
2時間経つか経たないかで「子を置いて飲みに行く娘を不満に思う母」から入電。
「まーまー、ママ、たまにはいいじゃなーい」と電話の横で友人が言い、
いくつになっても母は厳しいのぅと思いつつ、言ってもらえるのはいつまでかと思い。


週末の連休はパートナーがとあるイベントに参加するのに便乗し、2泊で新潟へ。



土曜の夜に行ったお店「田舎家」さんがとってもおいしかったのでオススメ。
写真は、いろんな具を煮込んで、暑い時期は冷やしていただく(たぶん)「のっぺ」と
滝川豆腐。わっぱ飯が看板料理。カゼひいてて日本酒飲めなかったのが心残り。


雨も降ったけど、「新潟せんべい王国」で巨大おせんべいを手焼きしたり、
市場をひやかしたり、2泊目のお宿がまたとても感じがよくて・・・、
お米のおいしい新潟を堪能した3日間だった。
次はぜひ、お酒を楽しみたいなぁ(まだ言ってる)。



あっという間の1週間。いいものいろいろ吸収して、充電完了。
上海に着いてタクシーから景色を眺めると、あぁ家のある場所に戻ってきたなと思う。
でもこの生活空間がしっくりカラダに馴染むには、もう少し時間が必要かも。
まだまだ知るべきことが、ある気がする。