モルディブ旅行4 元旦の太陽

早起きは三文の得とはよく言ったもので、時差ボケのおかげとはいえ、
宵っぱりの私が日常生活ではまず拝むことのない日の出。
そして日本にいたときもたぶん1度しか見たことのない初日の出。


早くに目が覚めて、大して深く考えもせずに砂浜に立った。はじめは
「けっこう雲があるから、初日の出にはちょっと残念かな〜」
ぐらいの思いで見ていた。
・・・そしたら。


説明不要。以下、5:59、6:04、6:07の写真を連続でお届け。





なんて迫力!なんてパワー!!
みるみるうちに染まっていく空の下でポツンと1人、立つ私。


ハッと我に返り、あわわと部屋に戻ると、ちょうどパートナーとサァが目覚めていて。
でも声をかけて戻ったときには、すでに雲の色は消えていた。


古き太陽信仰において、とりわけ日の出の太陽は特別な畏敬の対象だったと
聞いたことがあるけれど、あぁホントに。語ることばが見つからない。


私は出かける前にたまっていた疲れと&3度の飛行機の影響で、
耳の疲れを筆頭にカゼっぽい症状を自覚し、やや控えめに遊んだ1日。
でも朝、一瞬のうちに私を覆ったこの色の力は、これから先何年も忘れられない、
大きすぎるくらい大きなものとなった。


こんな体験がまたあるといいなぁ。
切に、そう思わずにはいられなかった元旦。