モルディブ旅行3 大晦日は夜明けとともに 


モルディブと中国の時差は−3時間。
明け方4時過ぎぐらいから何となく目が覚めてしまい、何度となく
うとうとしながら夜明けを待つ。


泊まっている部屋を出ると数メートルで砂浜なので、6時を待って
こっそり外に出る。海からの日の出を見るのは久しぶり。
砂浜に立って見るのは初めてかな?


子どもたちが寝ているすきに散歩に出ることを思いつき、カメラ片手に再び外へ。
砂の上を歩く大きな花アブ(かな?)に遭遇したり、ヤドカリを見つけたり。
島の南端の砂浜には、何か生き物が潜むと思われる大きな穴がポコリポコリと
空いていて、その穴の近くには砂をかきだした後が(↑の写真)。
何がいるんだろう?巨大なヤドカリ???



実際、砂の上には何ものかが歩き回った後(↑)が無数に残っている。
見てみたいんだけど、出てきたら「きゃ〜〜!!!」かも?(笑)


波打ち際に魚の群れが遊びに来ていた。



近寄ってみたら、初めて見るこんな魚。ピノキオみたい。



そんなふうに自然の1つ1つにワクワクしながら部屋に戻ると、パートナーと
サァが起き出していたので、私はサァを連れてまた散歩(彼女はそれから
朝ごはんまでずーっと外にいて、砂や植物で遊んでいた)。
一方、パートナーは砂浜をランニング。
旅の疲れもなんのそので活動しまくってる親子である(笑)。
タァだけはよく寝ていた。幼児は場所が変われどマイペースなのね・・・。


でもそんなタァ、1番おかしかったのが落ち葉への反応。
普段、家の床にゴミや髪の毛が落ちていると目ざとく見つけて
「なんとかして」と指示する彼なので、真っ白な砂の上のあちこちに
葉っぱが落ちているのがものすごく気になってしかたがない。
私に取るように言うんだけど、あっちにもこっちにもで、きりがなくて、
ちょっとパニックになりかけていた(笑)。


砂浜を歩くのも苦手。海に出るとき以外はどこに行くのも常にだっこ。
ざらざらした感触が楽しめるようになるのは、もう少し先らしい。


午前中はシュノーケリングをしたり、プールに入ったり。
午後は貝掘りや砂遊び。1日ゆっくりと遊んだ。



レストランでは、大晦日の特別ディナービュッフェの準備が進められており、
飾りつけに用意された風船が海の浅瀬にこぼれ落ちてきて、それを歩いて
拾いに行けてしまうことにサァが大喜び。
何度も拾って、風船おじさんかってほどに(古い?^^;)いくつも抱えて
レストランまで届けに行っていた。


そのビュッフェの様子はこんな感じ(↓)。



通常でも19:30スタートとやや遅い夕食なのに、この日は20時開始だったので、
朝早くから起きていたわが家は「腹ぺこ待ちぼうけ」って状態だったけれど、
楽しい気分でモリモリ食べて、10時には全員パタンと寝てしまったのだった。


年越しそばもなく、紅白も行く年来る年も見ない(あ、これは2011年もなかった)、
いつもとまったく違う大晦日。大晦日そのものが非日常なのに、さらに違うって
なんだか不思議よね(笑)。