モルディブ旅行2 青の美しい場所へ


旅行の日付を入れてなかった(笑)!
出発したのは12月29日。
前夜現地時間で夜中の1時近くに寝たにも関わらず、翌30日は朝6時起床。
7時半にチェックアウトして再び空港へ。


移動の仕方が現地風でおもしろくて、そのへんを走っている(ように見える)
空港行きのバスにスタッフが声をかけて止め、お客さんを乗せるのだった。
来るときはホテルの車に乗ったと思っていたのだけれど、それも同じような
空港専用の乗り合いバスだったらしい。


さてリゾートへの水上飛行機の時間は、前日の夕方にならないと決まらない。
水上飛行機会社の規定としては、原則以下の2つしかないらしい。
1.日没前に着いた旅行客はその日のうちにリゾートへ運ぶ
2.その日に離陸するフライトに乗る客は確実に空港へ運ぶ
細かい便数や時間は、乗客の人数がはっきりしてから決まるのだろう。


というわけで空港へ着いて、水上飛行機のチェックインカウンターを教えてもらい、
荷物の重量を量って手続きをすませると、あとは離着陸場所にバスで移動して、
リゾート行きの出発時間まで待つのみ。フライトまでは1時間ちょっとあった。


ツアーに入ったお客さんは、ギリギリまで前夜泊まったホテルで待てるとか、
豪華なリゾートは専用のラウンジで待つとか、そういうことができるらしく、
待合スペースにはわずかな人しかいない。わが家は航空券もホテルも個人手配なので、
これからはモルディブ的時間の流れに身を任すしかないなぁと、木の椅子に腰を下ろす。


朝8時過ぎの段階ですでに日差しは強くて、波に揺られて離陸を待つ飛行機を横に、
子どもたちは興奮した声を上げながら、飽きもせず岸近くに集まる魚を探した。


9時15分すぎに飛行機へ案内される。
スーツケースが運び入れられ、手荷物も1カ所にまとめられ、エアコンのない機内へと
乗り込むと、すでに汗だく。タァは自由を奪われた上に暑いから、機嫌が悪い。
抱っこしている私は「美しい海を空からのんびり眺める」にはほど遠い状態。(^^;
それでも爆音とともに水上飛行機がふわりと空へ浮かび、珊瑚礁の青と碧の世界が
一面に眼下に広がると、息を呑まずにはいられなかった。


30分弱の飛行時間で写真のような乗降場所近くに着水。
ドーニと呼ばれる平底の船でリゾートの迎えが来ており、乗り換えて島へと向かう。
そして船はゆっくりと珊瑚礁の浅瀬にかかる桟橋へ。



桟橋を渡った先、人の歩くところは、ほぼ一面、白い砂。
スタッフ、そして宿泊客の多くが、どこに行くにも裸足で歩いている。
砂の上を歩き慣れないタァはほぼ最後までだっこだったが、サァはいち早く馴染んで
裸足で走り回っていた。


ランチのあと、すぐに水着に着替えて飛び出したいサァをなだめて、周辺を散策。
1周15分程度でまわれてしまう小さな島は、緑がいっぱい。
島の東側が長い砂浜になっていて、木の上のあちこちで初めて聞く鳥の声がする。
西側のハウスリーフに面した堤防には、たくさんのカニが張りついていた。


過度の日焼けを避けるため、3時近くになってようやく海へ出る。
気温は30℃ぐらいなので、水に入ってしまえば気持ちがいいのだが、
まぶしさに目が慣れるまでにしばらく時間がかかった。


何をしたかもよく覚えていないほど、あっという間に時間が過ぎ、18時、日没
(赤道に近いから日の出と日の入りが6時なのだと、パートナー談。なるほど)。
明日から、いっぱい遊ぼう。